ニュースリリース

2008/7/8

・・・新生創芸、08年3月期(中期経営計画初年度)総括

関係者各位

当社、新生・創芸の中期経営計画の初年度たる前期(07年4月~08年3月)決算が確定(監査法人による監査も終了)し、04年3月期以来4期ぶりの黒字化を達成致しましたことをご報告申し上げます。

一昨年9月のデジタルガレージの資本参加、昨年4月の同社による完全子会社化を経て、前期がスタートしましたが、当社の主要なマーケットである分譲マンション市場は年初の予想から大きく悪化、地価・建築資材の高騰に伴う販売価格上昇による販売不振や07年6月に実施された建築基準法改正による建築確認審査期間の長期化等の影響により、首都圏における07年度のマンション供給戸数は5万8千戸(対前年比約18%減)の低水準にとどまりました。

このような経営環境の下、前期08年3月期通年の経営実績は、従前に実施したリエンジニアリングによる損益分岐点の引き下げ効果、並びに既存不動産広告事業の徹底した利益管理の推進により、新規事業部門(後述)における先行投資、営業損失を負担しながらも、全社トータルでは、営業利益、経常利益、純利益のすべてにおいて黒字を計上致しました。尚、当期(08年4月~09年3月)以降に予想される不動産市場の低迷継続に備え、さらなる経営体質の強化諸施策、リエンジニアリングを前期末に実施致しておりますが、これらに関係する特別損失もすべて前期末にて計上、かかるインパクトを吸収した上での最終利益の黒字化でありますことを補足致します。

< 新規事業部門 >

 昨年4月に㈱カカクコムとの共同事業として新築分譲マンションの情報を集約したウェブサイト「マンション選びのソムリエ mansion DB」を開設致しました。東阪名にてスタートしたmansion DBも、10月に仙台、札幌、12月には九州、中国、四国、北陸、甲信越とエリアを拡大し全国展開を完了、物件掲載件数も当初の計画通りに進捗し1800件強にて推移、PV数/UU数/資料請求数も順調に増加した結果、mansion DB立上げわずか3ヵ月後の昨年7月より有料課金を開始しております。足下の08年5月度には、大手クライアントにて単月で12件ものmansion DBユーザーによる成約を実現するなど日増しにサイトパワーを上げる一方、mansion DBのリアルタイムのログデータをフルに活用した他に例を見ないマーケティングレポートもクライアント各社より高い評価を得ており、既存不動産広告事業との相乗効果も生まれております。前期は、サイト立上げ等に関係する先行投資的コスト負担により営業損失となりましたが、すでに当期には貢献利益黒字化を射程とした計画、進捗となっております。

< 既存広告事業部門 >

・一般消費財広告事業

クライアント各社の広告支出への慎重な姿勢が続き、厳しい事業環境にありましたが、デジタルガレージグループ各社との協業効果もあり、営業黒字を達成しております。

・不動産広告事業

前述の通り、厳しい経営環境にありましたが、クライアントからの信頼回復による指名・コンペ受注の増加、ビジネスプロセスの全体にわたるオペレーショナルエクセレンスの徹底追求、大阪をはじめとする各支社の予想を上回る業績回復、等により、売上高は年初計画を達成、利益面におきましても、既存受託型広告事業として当面の収益目標としておりました「営業利益率1.5%」を中期経営計画の初年度たる前期に達成するという結果となりました。あらためまして、関係者各位に厚く御礼申し上げます。

尚、既存不動産事業においても、新聞、雑誌、TV、折込チラシ等の既存媒体とmansion DBを中心とするインターネットや携帯メディアとのクロスメディアの推進はもとより、OOH事業への展開やヤマトホールディング子会社との共同開発による「創芸エリアセグメントDM」の上梓など、新たなメディア・ソリューションの構築も着々と進行いたしております。

最後に、非常に厳しい事業環境が継続する中におきましても、さらなる収益拡大、持続的成長を実現しえる事業構想を現在、鋭意検討致しております。これは、「メディアニュートラル」と「コミュニケーションROI最適化」を旗印に、デジタルガレージグループの最先端のコミュニケーションプロダクツや月間2000万人を超えるUUを誇るカカクコムグループのメディア機能のコミュニケーションプランへの有機的かつ最大限の活用を企図し、不動産領域に次ぐ第二、第三の業界コミュニケーションプラットフォームを構築していく構想です。そしてさらにはグループ内にとどまらず、補完関係・シナジ効果に優れた外部パートナーとの戦略提携も視野に入れて準備を進めております。近く、皆様方にご報告させて頂きたいと思います。


株式会社 創芸
代表取締役CEO 西本優晴
2008年7月8日



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